Column コラム

ケアマネジャーはどこにいる?探し方や見つからない時の対処法

2026.03.03

介護サービスの利用を検討する際に、「ケアマネジャーはどこにいるの?」という疑問を抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

結論として、ケアマネジャー(介護支援専門員)は主に居宅介護支援事業所に所属しています。

本記事では、ケアマネジャーがどこにいるのか、どのように探せばよいのか、良いケアマネジャーを選ぶポイントまで分かりやすく解説します。

富山市でケアマネジャー探しにお困りの方は、「ケアプランセンター リーフ」も相談先のひとつとしてぜひご活用ください。

ケアマネジャーはどこにいる?

ケアマネジャー(介護支援専門員)とは、介護が必要な方の体や心の状態、生活環境などを確認し、必要な介護サービスを受けるためのケアプランを作成する仕事です。

介護サービスを利用するには、まずケアマネジャーのケアプランが必要なため、介護保険においてなくてはならない存在といえます。

ケアマネジャーがいる場所は、主に次の3つです。

☑ケアマネジャーがいる場所
・居宅介護支援事業所
・地域包括支援センター
・介護施設や医療機関

ケアマネジャーは個人で事務所などを構えているわけではなく、必ずどこかの事業所や施設、医療機関などに所属しています。

そのため、一般の方が自分たちだけで直接ケアマネジャーを探すことは難しく、「どこにいるのか分からない」という壁に直面する人も少なくありません。

この項目では、ケアマネジャーがいる場所を、くわしく解説していきます。

居宅介護支援事業所

ケアマネジャーは基本的に「居宅介護支援事業所」に多く所属しています。

居宅介護支援事業所は自宅で生活しながら介護や支援を受けたい人のためにある施設で、在籍するケアマネジャーが複数の自宅介護者を受け持ちます。

居宅介護支援事業所のケアマネジャーは担当する利用者の自宅を定期的に訪問し、生活状況を確認しながらケアプランの作成や調整を行うため、地域に密着したサポートが可能です。

お近くの居宅介護支援事業所の場所は、市役所の介護保険課や地域包括支援センターで一覧を入手できます。

地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護サービスの相談や公的保健福祉サービスに関する受付窓口、介護予防に関する活動などを行っています。

地域包括支援センターではケアマネジャーが在籍する居宅介護支援事業所のリストを配布しており、サービスの選び方や介護を担う家族のサポートなども受け付けています。

地域包括支援センターにもケアマネジャーはいますが、直接的に介護が必要な方のケアプランを作成するのではなく、地域の要介護者の相談受付や居宅介護支援事業所のケアマネジャーの支援、医療機関との連携、介護予防活動などが主な業務です。

「介護サービスを受けたいけど、どこに相談すればいいか分からない」という場合も、まず地域包括支援センターに相談するのがおすすめです。

また、要介護ではなく要支援の方のケアプランは地域包括支援センターのケアマネジャーが作成してくれます。

ただし、地域によって担当するセンターが決まっているため、お住いの場所を管轄する地域包括支援センターに連絡をしましょう。

介護施設や医療機関

特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの介護施設、病院併設の介護施設などにもケアマネジャーがいる場合があります。

基本的に特定の施設に勤務するケアマネジャーは、施設の入所者や入院・通院中の方を対象にケアプランの作成などを行います。

もし、入院や手術の延長として介護サービスを受けるなら、受診中の病院などに相談しましょう。

ケアマネジャーがどこにいるか探す方法

初めて介護サービスを受ける方に向けて、ケアマネジャーの探し方を紹介します。

☑ケアマネジャーがどこにいるか探す方法
1.地域包括支援センターに相談する
2.リストから居宅介護支援事業所へ連絡する
3.ケアマネジャー候補との面談
4.ケアマネジャーの決定ケアプランの作成

上記の手順に沿って進めれば、スムーズにケアマネジャーを見つけられるのでぜひ参考にしてみてください。

1.地域包括支援センターに相談する

まずはお住いの地域包括支援センターへ行き、相談するのがおすすめです。

地域包括支援センターに勤めるケアマネジャーなど、介護保険制度に詳しい職員が状況を聞き取り、必要な支援や事業所の情報を提供してくれます。

特に初めて介護に向き合う方にとっては、制度の仕組みや流れを理解するうえで大きな助けになるでしょう。

2.リストから居宅介護支援事業所へ連絡する

地域包括支援センターでもらえるリストをもとに、自宅から近く、サービス内容などが合っていると感じた居宅介護支援事業所へ連絡をしてみましょう。

居宅介護支援事業所によってはケアマネジャーの数や担当できる人数に限りがあるため、気になる事業所にいくつか問い合わせるのがおすすめです。

3.ケアマネジャー候補との面談

居宅介護支援事業所に現在の状況や希望する条件を伝えたら、ケアマネジャー候補を紹介してくれます。

ケアマネジャー候補の方とは、実際に会って面談し、対応の良さや人柄、利用者さんやご家族との相性を確認しましょう。

また、面談では生活状況や健康状態、家族がどれくらい介護に協力できるかなどを詳しく伝えておくと、より希望に沿ったケアプランが作成できます。

4.ケアマネジャーの決定

面談を行って「この人にお願いしたい」と感じたら、所属する居宅介護支援事業所に伝えて担当ケアマネジャーが決定します。

面談をしてもし性格などが合わないと感じた場合は、お断りをして別の人を紹介してもらったり、違う居宅介護支援事業所に相談したりしても問題ありません。

また、ケアマネジャーは決定後にも変更することが可能です。

5.ケアプランの作成

担当のケアマネジャーが決まれば、ケアプランを作成してもらい、必要な介護サービスが受けられるようになります。

ケアプラン作成後もケアマネジャーは定期的に利用者を訪問し、健康状態や状態に応じてプラン内容の見直しを行います。

ケアマネジャーは長い付き合いになる可能性も高いため、しっかり吟味して選ぶのがおすすめです。

良いケアマネジャーを見つけるポイント

介護サービスの利用者さんやご家族にとって、ケアマネジャーは介護生活を支えるパートナーのような存在です。

つまり、自分に合ったケアマネジャーを見つけられるかで、介護サービスの満足度が大きく左右されるといっても過言ではありません。

良いケアマネジャーを見つけるために、次のポイントを意識してみましょう。

☑良いケアマネジャーを見つけるポイント
・状況や病状に応じた知識や資格があるか
・柔軟なケアプランを作成してもらえるか
・コミュニケーション能力や調整能力に長けているか
・本人や家族との相性が良いか

ケアマネジャーの資格を取るには、介護福祉士や看護師、保健師などの専門職で5年以上の実務を経験しているのが必須条件です。

ケアマネジャーによってこれまで経験してきた分野は異なるため、利用者さんの状況や病状に対して知識や資格が豊富か確認すると安心です。

担当のケアマネジャーの得意分野が利用者さんの求めるサービスと合致するなら、柔軟で適切なサービスを提案しやすくなります。

また、ケアマネジャーはさまざまな介護サービスと組み合わせてケアプランを作成し、各施設などとの調整も行うため、コミュニケーション能力や調整能力が十分かも判断基準になります。

ただし、ケアマネジャーと利用者さん・ご家族は最終的には人と人との付き合いになるため、最終的には信頼関係が築けるかが重要です。

長く付き合う相手だからこそ、事前に面談をして「話しやすい」「信頼できる」と感じられるかどうかを確認しておきましょう。

ケアマネジャーが見つからない時の対処法

ケアマネジャーは介護サービスを利用するうえで欠かせませんが、近年は人手不足などの影響で、利用者に対し不足している場合があります。

特に高齢の方が多い地域ではケアマネジャー1人あたりの担当件数が増え、新規の受け入れが難しい居宅介護支援事業所も増えています。

いざケアマネジャーを探しても「どこも満員で断られてしまう」「担当できる人がいない」という可能性も否定できません。

ケアマネジャーが見つからない場合は、以下の対処法を検討してみましょう。

☑ケアマネジャーが見つからない時の対処法
・他の事業者へ連絡する
・地域包括支援センターにもう一度相談する
・お住いの自治体に相談する

ケアマネジャー探しでお困りの方は、ぜひ目を通してみてください。

他の事業者へ連絡する

最寄りの居宅介護支援事業所で担当できるケアマネジャーがいないと断られても、別の事業所なら受け入れ可能な場合があります。

ケアマネジャーは事業所ごとに担当できる人数が決まっており、同じ地域でも「満員の事業所」と「空きがある事業所」が存在します。

最初に連絡した事業者で断られたとしても、諦めずにいくつか問い合わせてみることをおすすめします。

地域包括支援センターにもう一度相談する

地域包括支援センターは、地域の介護サービスを統括する場所なので、ケアマネジャーが見つからない場合でも相談に乗ってもらえます。

地域包括支援センターに相談すれば、空きがある居宅介護支援事業所を紹介してもらえたり、担当可能なケアマネジャーを探してくれたりする場合もあります。

介護度が高い場合や家族の介護負担が大きい場合は、遠慮せず状況を説明し、支援を依頼しましょう。

お住まいの自治体に相談する

お住いの地域の市役所や区役所などの「介護保険課」や「介護福祉課」でも、居宅介護支援事業所の情報提供や紹介をしてくれます。

自治体の窓口はお住いの地域全体の状況を把握しているため、より広い範囲で支援を受けられるのが特徴です。

複数の居宅介護支援事業所に問い合わせたり、地域包括支援センターに相談したりしても解決しない場合は、相談してみるのも良いでしょう。

ケアマネジャーを探す際は一人で悩まずご相談ください

ケアマネジャー探しは初めての方にとって分かりにくく、不安も多いものです。

「どこに連絡すればいいのか分からない」「断られてしまってどうしたらいいか分からない」という声も珍しくありません。

しかし、地域ごとに介護が必要なご本人やご家族にあったケアマネジャーはきっといます。

まずは地域包括支援センターに相談して、居宅介護支援事業所に連絡をし、自分にあったケアマネジャーを見つけましょう。

富山市でケアマネジャーをお探しの方は、居宅介護支援事業所「ケアプランセンター リーフ」へお気軽にご相談ください。